手の中で奏でる虹いろの音
Skin made of Metals, Bones made of Mystery
Heart made of Crystals, Spirit filled with Secrets;
It's language is pure Music, and it sings of Love
(金属で作られた皮膚、神秘で作られた骨
水晶で作られた心臓、そして魂は秘密で満たされる。
それは純粋な音、愛の歌を奏でると言うこと。)
涙型で手のひらにフィットし、それ自体が楽器のソングポッドは、それぞれが微妙に異なるユニークな響きを持っています。
ソングポッドがやさしく振られると、エコーのように反響して心を落ち着かせる穏やかで長く続く振動を発します。耳の近くで鳴らされると、自分だけに吹いている微風の中で鳴っているくすぐったいウィンドチャイムのようにソングポッドは歌います。2個のソングポッドを軽く叩き合わせたり、あるいは机など表面の堅いものの上で軽く叩き鳴らします。
ソングポッドは、自閉症の子供や成人、そしてさまざまな治療法を行う医療施設、さらにマッサージなどのボディーワークや霊気など、世界中の国で25年以上前から使われています。
このソングポッドは、ネイティブアメリカンである一人の女性の、長きに渡るビジョンよって産み出された楽器です。それぞれのソングポッドは、開発者の森のスタジオで常に愛と熱い思いが込められ、1個1個ハンドメイドで創られています。
ソングポッドの使い方(1個、あるいは2個)
1.その形や手触りを楽しんでください。内部に封印された穏やかな水晶のチャイムの音を。手のひらの上で転がしてみてください。
2.手のひらに持ち、振ってからソングポッドを片方の耳に近づけ、そして他の耳に同じように近づけます。その振動音を聴くだけでなく感じてください。
3.机などのような硬い材質の表面でソングポッドを軽く叩き、片方の耳に近づけ、そして他の耳に近づけます。
4.両手にソングポッドを持ち、両方を振ってください。そして同時に両方の耳に近づけてステレオで聴こえる至福音を楽しんでください。
5.2個のソングポッドをやさしく叩き合わせてください。そして両耳に近づけ左右の脳半球が共鳴するのを感じてください。
6.マッサージセラピストたちはソングポッドを振ったり、叩き合わせたりして背骨に沿って動かしたり、足の裏、膝の後ろなどに近づけたり置いたりします。
7.ストレスやテンションを感じている人は、ソングポッド休憩を取ります。優しいこだまのような響きを聴いているうちにストレスが軽減、消散されるまでソングポッドを振ってみてください。
8.乳幼児には、セラピストはやわらかなコットンのポーチや巾着、靴下の中にポッドを入れて使ってください。そのまま使うとポッドの金属表面をなめたり噛んだりして歯を痛めることもありますのでご注意ください。
9.ソングポッドは万華鏡のように、2度と同じ音では鳴りません。手荒に扱っても壊れることはありません。乾電池は必要ありませんし、どうして鳴らすのかを知っているだけ、ポッドは手に取ってあなたに鳴らして欲しいのです。
10.ソングポッドはほとんど手入れは必要ありませんが、使っているうちに手の汗や体脂が付き、環境による酸化も加わって錆が出ますので、錆防止のためTung Oil(桐油)などを塗ってください。
*こちらの商品は、12月20日頃に入荷予定の予約商品となります。入荷次第、発送いたしますので、ご了承の上お求め下さい。
商品には写真のケースが付属します。
原産地 | アメリカ |
メーカー | www.songpods.com |
くりすたり庵はソングポッドの日本総代理店です。
商品についてのお問い合わせは当店までご連絡ください。
Story of Song Pods ... text by 牧野持侑
2014年12月より当サイトで販売しているこのソングポッド (Song Pods)は、アメリカ・オハイオ州の片田舎で、エイミー・リー(Amy Lee)さんというネイティブ・アメリカンのメディスン・ウーマンが十数年前に考案し、自ら手作りで製造しているオリジナルの楽器です。涙型をしたそのソングポッドの中には、ネイティブ・アメリカンの人たちの世界観の中で尊ばれて来た水晶やもろもろの物質が混入され、手に持ったポッドを転がしたり、振ったりすると何とも言えない、いつかどこかで聴いたことのある、懐かしさを感じる心地良い音が鳴り響きます。
僕はサウンド・ヒーリングには毎回使いますが、特にヒーリングの開始と最後に振り鳴らしています。ソングポッドは、いわゆるシェーカー類なので、しゃかしゃかという音を出しますが、使い方、音の出し方を工夫することで、人や場のエネルギーを瞬時に変換、調整したり、脳波を変性したりと多様な使い方が出来ます。
エイミー・リーさんにソングポッドに関してメールをしたのは、東日本大震災のすぐ後で、自分用として2個をオーダーしたところ4個のポッドが届き、そこにメッセージが添えてありました。大震災のニュースを見て心が大変痛んでいる。その犠牲者の鎮魂と被災者や被災地に対して一日も早い立直り、復旧・復興を祈りたいので、2個のポッドを被災地のどこかで鳴らした後にその大地に埋めて来て欲しい、との内容でした。 その後被災地でのチャリティーコンサートなどが企画され、数カ所演奏で回ったのですが、1個を南相馬市の浜に、もう1個を石巻の浜に埋めてきたのがきっかけとなり、今回そのポッドを日本に紹介することに繋がった訳です。
彼女は、1980年初頭より、怪我をした野生動物の保護と野生への回帰のためのさまざまな問題に深く関わり、ライフワークとして多くの動物たちを救って来た方ですが、その飼育費、治療費、餌代などはすべて、ソングポッドの売り上げによってまかなわれ運営されています。
写真は1982年のイベントのチラシ。エイミーリーさんですが、1980年より活動を開始。彼女の腕に乗っているのは保護をしたアカオノスリ(Redtailed Hawk)です。